ダイカストとは?
ダイカストとは?
ダイカスト(DIE、CASTING)とはダイカストマシン(鋳造機)に金型を取り付け溶けた金属(アルミニウム・マグネシウム等)を高速、高圧力で金型に注入して作る鋳造製品の事です。
複雑な形状でも寸法精度を保ち、軽量で強度も優れ、しかも表面が滑らかで美しく、生産性の高い大量生産方法です。
どんなところに使われている?
車やバイクなどのあらゆるエンジンのシリンダーブロック、ブラケット、エンジンのヘッドカバー、クランクケース、ミッション、家電製品、ガス器具、コンピュータ、携帯電話、BSアンテナなどのマルチメディア部品、etc・・・ここでは紹介しきれないほどさまざまな分野で使われています。
どのような点で優れているの?
- 鉄に比べてはるかに軽いので鉄の部品をアルミダイカストに置き換えれば容易に軽量化できる。
- 製品の精度が高く、短時間にほぼ完成した部品を同一形状で量産できる。
- 加工の手間が少なく、人件費が安く済み、コストを削減することができる。
- アルミニウムは、余った部品でも、溶かせば容易にリサイクルして再利用することができるので、環境にやさしい材料といえます。